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終わった! 

私の一年、長かったな。

******

そして、もうこの楽団ではたのしい音楽はできないんじゃないかと覚る。
思えばコンクールのとき、最低な演奏をしたはずだった。夏の地元のコンサートでアンサンブルを
組んだとき、どれだけたのしかったか思い出した。コンクールだから駄目なのかと思って、ならば
コンサートならたのしいかと思って、演奏した。

駄目だった。
たのしくなかった。
たのしもうとしてさえ、たのしめなかった。
もうこの楽団ではたのしい音楽はできないと覚った。

でも音楽はまだ嫌いじゃない。楽器は好きだ。続けていきたい。やりたいことだって沢山ある。
だからそれは、ここ以外でやろうと思った。

もしかしたら今回の演奏会は、私がここでたのしもうとして参加した最後の演奏会だっただろう。

******

楽器さえあれば、どこにでも行けると思った。身一つで、音楽はいつでもできると信じていた。
音楽が、こんなにもままならないものだとは思わなかった。無理にたのしもうとしなくても、自然と
たのしいのが音楽だと思っていた。練習がいやでも、できなくてつらくても、音楽がたのしいから、
いつか演奏が終わってたのしかったと、心の底から思えるときがくるから、くると思っているから
がんばれる。どんなに疲れていても練習したいと思う、どんなに暇がなくても合奏しなきゃと思う。
それはぜんぶ音楽がたのしいからだと信じていた。

だから私にとって、『たのしくない音楽』があるなんて、ショックだった。
だから私自身が、『たのしくない音楽』を奏でていることが許せなかった。

私のたのしくない音楽がほんとうに存在するのだと知った。

嫌いな人がいるから、音楽がたのしくなくなるなんて、そんなことないと思っていた。
気のもちようで、そんなのどうにでもなると思っていた。人が嫌いだから音楽が嫌いになるなんて
おかしい。音楽はたのしくやればたのしいものだ、それなのに音楽がたのしくないと思うのは、
音楽がたのしくないんじゃなく、音楽をたのしいと思わないお前のせいだ。

たのしくない音楽なんか、音楽じゃない。そんな音楽しかできない自分なんか嫌いだ。
そんな音楽をしてしまうくらいなら、いっそやめてしまえと思う。

******

たのしい音楽を思い出す。高校の時。中学の時。もしかして小学校の時もたのしかっただろう。
ここにきて、私は、たのしい音楽を奏でただろうか。

夏、地元でのコンサートを思い出す。秋、賛助演奏したコンサートを思い出す。ここを抜けだしたら
いくらでもたのしい音楽ができたことを、思い出す。

ここでなければ、きっとたのしい音楽ができると思うのは、そういうこと。
場所を変えても、たのしい音楽ができなかったら、それこそきっぱり音楽なんかやめてやる。
買った楽器も、全部後輩に売ってやる。欲しい奴にはくれてやる。

だから、私はもう、ここで音楽はできないと思う。別のところに行って、たのしい音楽ができるように
なって、戻ってこれたら、また、ここのみんなとも演奏したいと思う。

一度でいいから、彼らと、たのしい音楽がしたかった。

******

たのしくなくてごめんね。
たのしくできなくてごめん。
つらい音しか聴こえなかった。
苦しい音しか出せなかった。

精一杯だったけど、どうしても、くすんだ音しか生みだせなかった。

みんなごめんね。

たとえ今まだこの状態で、ここで演奏するとしても、私はたのしい音は出せないだろう。
それでも私が必要ならば、いつでも呼んでくれ。音量とパート埋めなら力になれる。

ここで演奏させてくれてありがとう。いままでたのしくなかったよ。

******

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[ 2008/12/14 21:02 ] 音楽系 | TB(0) | CM(0)

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