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僕には……無理だ……! 

タイトル:じちょう的な意味で。じちょうの変換は「自重」「自嘲」どちらでも可。ダブルミーニング。

すまん、やっちゃった。うん、オリジナルなんだけどさ。イルカとすみれなんだ。でもね、ちょっと設定が
特殊でね。しかもね、わりとね、その、グレーゾーンもしくはアウトスレスレもしくはアウトなんだ。
こう、某所でモヤモヤした兄さんを見てしまったものだから、つい……かっとなって書いたんだ……。
反省はしている、後悔もしている……けど、投下すれば地下室が続き書いてくれるかもしれないから
がんばってさらすのっ……! でも、このブログのこわいところは、創作活動に何の関係もないような
リア友も見てるってとこです。この話読んでも引かないでね! 引きそうだったら読まないでね!
いままでどおりなかよくしてくれ! 私さみしいと死ぬから!(ぁ

******

【!】Attention【!】
この話のイルカとすみれだけど、未来設定(高校卒業後)だよ! イルカが黒いよ! イルカがSだよ!
イルカが(性的な意味で)暴走してるよ! あの気丈なすみれちゃんに泣きが入ったよ!
でも、私は主張したい。欲情した瞬間のおとこのこっていいよね!(だめだこいつ

地下室担当の「66:恋愛」からつながって「14:時間」に向かう話です。

******
55:食欲――学園モノ書きさんに100のお題より
******

「ねえ、すみれ」
「ん」
 振り向きざま、掠め取るように抱き締めた。
「まだ、おあずけ?」

 難攻不落の城を陥落させたいと、思った。

 名を呼ぶ。
 その細い手首を顔の横で抑えつけると、彼女は、腹筋だけで身体を起こそうとして力を込めた。勢いで脚を蹴られたが、その隙に足を絡めて拘束し、彼女の身体を抑えつけるように、おれは軽く彼女に圧しかかる。それでも必死に首をのばして、抗おうとする彼女に、おれはできるだけ優しくきこえるように言う。
「やめなよ。肩痛めるよ」
「……なに、すんだよ」
 彼女の顔が、怒りに染まっている。けれど、それは、彼女の不安と恐怖を雄弁に語っていた。
「なにって」
 言っていいの? していいの? 箍が外れそう。いままで我慢していたものが、あふれ出す。あふれたら止まらない。きっと、止まらない。止まらないけれど、なにより、止めたくない。
「すみれ、この状況で、それを、言わせる?」
 右手を、彼女の股の間に滑り込ませて、その瞬間、彼女の左手がおれの右肩を捕える。
「なに!」
「ここに」
「なにすんだよ!」
 彼女の顔から、声から、怒りが消えて、不安と恐怖が前面に出てくる。
「こうしたくて」
 彼女から右手を離して、おれは、腰を落とし、軽く押しつけてやる。それからすこしだけ、こすりつけてみる。最初は軽く、でも、彼女が困惑したような表情をしたから、強くこすって――彼女が、突然、叫んだ。
「やっ……!」
「や、じゃないでしょ?」
 おれの肩を押す彼女の腕の力が強くなり、彼女が「なにをされているのか」「これからなにをされるのか」悟ったのがわかった。肩を押されても、おれは痛くもかゆくもないし、君の上からどいてやるつもりはない。
「おれに抱かれるのは、そんなに嫌?」
 彼女は絶望的だとでもいうように、眼を見開いた。その表情の内側には、かすかに期待と狂喜が垣間見えたように思えた。

 かぷりと優しく、その首筋に噛みつく。あとは残さないように、でも、彼女が痛みを感じるように。彼女の身体がひくりと跳ねた。かみついた歯の隙間から、舌を出してその肌をなぞる。
「やめてよ、イルカっ……くすぐったい……!」
「きもちいいの間違いじゃないの?」
 わざと唾液を多めに落として、舌を落とす。くちゃり、と、なんとも卑猥な音がした。
「ひゃ……」
「このくらいでいちいち飛び上がっていてどうするの。これからもっと恥ずかしいことしたりされたりするんだよ?」
 もう一度、その肩を甘く噛む。ここまで我慢させられたおれの心の痛みを、少しでも分けてやるのだ。
「うぇ……」
「泣かれたって、おれはもう止まんないからね。そっちが煽ったんだから責任とってもらうよ。本気で嫌がるならやめるけど」
 本気で嫌なのだったら、そろそろ青筋立てて怒っているところでしょう? 頭ごと抱きしめて、いままでしたことないくらいに、乱暴に唇を奪う――奪う、って、こういうことなのだと、冷静な部分の自分が、分析している。咥内に舌を差し入れて、いいように蹂躙する。
 ほら、彼女は受け入れた。嫌なわけないんだ。本当に嫌なら、彼女はきっと今頃おれの舌を噛み切っているはずだから。鼻から抜けてくる喉の音が苦しそうだ。彼女はキスの間呼吸をしない。鼻で呼吸するんだよ、と、いくら教えても、うまくできないのだ、と言って、ギリギリまで息を止める。彼女はそう言い続けるているけど、おれにはそれが嘘だとわかっている。――彼女は鼻から抜ける自分の声が恥ずかしくて、声を出さないように、呼吸すらも止めてしまうのだ。いつもなら、少しだけ隙間を作って、口から呼吸できるようにしてやるところだけど、今回は、そんなことしてあげない。それでも彼女は呼吸をしようとしない。頬に湿っぽい感覚。涙が出るほど苦しくても音を上げないとは、さすが我が姫君。見上げた自尊心。
 たとえるならば、彼女は鎧を着て玉座にましますお姫さまだ。もしくは、頑丈な壁と柵で囲まれた無敵要塞。
 その鎧や壁を、内側から壊していくのは、とても愉快。
「うぅ、ふ、う~……・!」
 ほらね、鼻で息、吸えているじゃない。嘘つきなお姫さま。でも、そろそろ掴まれているシャツが伸びそうなので、解放してやる。唇が離れる瞬間、わざと音を立てて吸ってやった。絡んだ唾液で橋ができたが、すぐにぷつりと切れる。
「っく、は」
 口元を押さえて、大きく呼吸を繰り返す彼女の顔は、朱に染まっていた。瞳は眠る前のようにとろりと歪んでいて、でもその根底には彼女の強く保たれた矜持が窺い知れる。強い力のある眼だけれど、いまのおれにはどうしても、彼女の一部というだけで、他愛もないもののように思えてしまう。もし眼球に味があるのだとしたら、いまの彼女の眼球は砂糖菓子の味がするに違いない。涙やら唾液やらで濡れて妖艶な、若干ひきつっているその口元を見て、おれは、言いようのないものがせりあがるのを感じた。
 たとえば、それは言葉で表すなら、征服欲とか、恍惚感とか、そんなもののかたまり。具体的にあらわすと、とても生々しくなる煩悩の数々。
「もしかしておれがこわい?」
「そ、なこと、ない!」
「いいよ、正直に言って。こわいんでしょう、おれが。こんな風にされると思ってなかったんでしょう?」
「う、っ……」
 ぼろりとひときわ大きな涙の粒がこぼれた。これは、肯定と同じ意味を持つ粒だと思った。当の本人は絶句しているというのに、正直に気持ちを伝えてくる彼女の身体が愛しくて、その一粒を舐めとってみた。なんだ、砂糖菓子の眼球からこぼれた涙でも、そんなに甘くはないんだね。でも、おれにとってはじゅうぶん。
「甘いよ、すみれ」
 囁く。きっと、その言葉のほんとうの意味は彼女に伝わらない。
「おれだって男なんだから。どれだけ理性的だって、どれだけ優しくたって、どれだけ安心できるからって、根本的におれは男の子なの。好きな子と一緒にいれば興奮するし、隙が見えれば触りたくなるし、人並みにやることやりたくなるの」
「で、もっ」
「今までそんなことしなかったのに――って言いたい? そりゃあね。おれだってすみれに嫌われたくないもん。でもね、もう限界。ていうか、すみれが無神経すぎ」
「何っ……!」
 一瞬のうちに瞳に憎悪が灯るのを見た。この状況でなければ怯んでいたかも知れない。彼女は強い。でも、いま、この時点で、確実に、おれは、彼女よりも、強い態度に出ることができる。だって、いま、彼女はおれの下にいて、この位置関係を覆すことができなくて。
「だめだよすみれ。簡単に男を無害だと思っちゃだめ。男の子はね、男だってだけで警戒すべき生き物なんだよ」
 彼女が纏っている薄く淡い色の布。この水色のワイシャツは、彼女のお気に入り。適度に薄くて着回しも効く。一見無地だが、よく見るとブルーとホワイト、淡い紫の糸が織りなすチェック模様。その裾から手を這わせ、窮屈になったらたくし上げ、シャツとは明らかに材質の違う布地に指先が触れた。
「っ、だめ」
「だめ、じゃないでしょ。今更。そんなこと言っても」
「いやだ、こんな、なんで、いま!」
「だってすみれがその気になるのを待っていたら、その間にいくつも卵子が犠牲になりそうな気がして」
「私、まだっ……!」
「まだ、なに」
 彼女の表情に、あふれた涙に、急くな、と、脳内に警鐘が鳴り響いた。急くな? これ以上、何を?
「こ、ころの、準備が! こんないきなりで、うまくいくと思ってんの!」
「誰でも最初はそんなにうまくいかないものなんじゃないかな」
「でも、だからって無理やり……なんてっ」
「じゃあ聞くけど!」
 彼女の両手首を自分二つの腕で抑えつけて、声を荒げた。頭の中の警鐘が、また一段と大きくなる。ああ、だから、急くな、と、いわれているのに。でも、頭の中がいっぱいで、なにも考えられない。
「すみれは、おれのこと誘ってくれるの? 『その気になりましたからしましょうか』とか、おれがわかるように言ってくれるの?」
「それ、は」
「言えないでしょ、恥ずかしいでしょ、おれだって恥ずかしいよ、でもね、我慢できないの!」
 そう言ってから、絶望した。
 ものわかりのいい、優しい、すこしだけ気が弱い白石イルカは、吉野すみれとお付き合いしている男の子として、彼女を傷つけることができなかった。すこしずつすこしずつ増幅していく己の欲求に、見て見ぬふりをして、得意の愛想笑いで彼女に接していた。いつからか、積極的に彼女に触れなくなっていた。触らなければ、こんな醜い欲求など、枯れるかと思って期待した。けれど、逆だった。彼女に触らないことで、ますます欲求は現実味を帯びていった。
 そこに、このありさまである。触らなかった、触れなかった、触れることをためらっていた一線を、暴走することで半ば強引に超えて、でも、最後には、常日頃の白石イルカが歯止めをかけた。

 攻めきれなかった。

 そのまま彼女の身体の上に、自分の身体を投げ出した。彼女の首筋に顔をうずめ、大きく息を吐く。じょうずに呼吸ができない。慣れないことをしたせいか。
「すみれ、ごめん。本当に、ごめんね? おれ、ね、すみれと一緒に、してみたいの、こういう、やらしーこと。でも、すみれ、そういうの、やだ? おれ、じゃ、だめ?」
「イルカ、泣いてる……?」
 うん、泣いている。だってこんなに頬が冷たい。君のお気に入りのシャツの襟首に、おれから流れた涙がしみ込んでいるのがわかる。
「おれ、は、ね? すみれが、いい。すみれじゃないと、やだ。ごめん、おれ、ばかだからっ! でも、いや、がられてもっ、すみれが、いい、って……」
「イルカ、泣くな。イルカ?」
「おれだって、はじめてはっ、好きな子と、いっしょ、が、よくっ、て、でもっ、すみれはっ、どう、思ってる、か、わかっ、んな、いし」
「イルカ……」
「いや、でしょっ、ごめ、ね、も、もうっ、しない、すみれが、いやがるから、しない、けど、でも、ごめんっ、おれ、もう」
 これは、息を整えて、しっかりと、言わなければ。
「これ以上、傷つけられない、から……、おれ、すみれに触れない。すみれに触ったら、たぶん、次は、もう、がまん、できない……」
 つまりそういうことなのだ。もうおれは、君に対して、「ものわかりがよくて優しい彼氏」ではいられない。ものわかりのいい優しい白石イルカは、もう、がまんのてっぺんまできてしまったのだ。


(C)KERO Hasunoha
******
あとがき。

続かない、よ!(半ベソ(続いちまった……
えろいのむり。これが限界。本番? 書けるわけないじゃん! 期待すんなばか!
もともと、お題の主人公たちは高校生なので15禁程度で(清い交際で)、というコンセプトだったので
個人的にやっちゃった感が否めません。ああもう清いイルカはどこぞへ……女の子を泣かせるような
子に育てた覚えはありませんよ……いいぞもっとやr(ごめん私が無理だ
ごめん、地下室。イルカだけでなく私も我慢できなかったんだ。

地下室と読者のお許しが出るのなら、お題の「35:涙(二人とも泣かせちゃったから)」か、「55:食欲
(つーか性的な意味でいただきますなので←最低)」か、「66:恋愛(ありきたりだけど……)」あたりの
ナンバーを頂きたいです……。できるなら55番。どうせならどこまでもシモ縛りで(……。

追記:55のナンバーいただいてしまいました。もう、ほんとだめだろお前……。

最後に、読んでくださったみなさま。
色んな意味ですみませんでした。

******

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[ 2009/05/27 00:04 ] 小説系 | TB(0) | CM(4)

いつのまに こんなのが書けるようになってたんだ…!
そこにびっくりだYO!

もっとやっちゃえばといいと思うよ←
[ 2009/05/27 10:20 ] [ 編集 ]

れす!

コメントありがとうございますー!

完全に別ジャンルでもえた勢いをオリジナルにもってきただけですすみません。
もうしない、もうしない。
[ 2009/05/27 19:35 ] [ 編集 ]

うほ( ゚∀゚)o彡゜

な気分です。続きがすっごい気になる(。・ω・。)

イルカもちゃんと男の子だったんだ~と思いました。
フェルトの中でのイルカ君はヘタレのイメージだったんですけど、今回はなんか別の人格スイッチ入ったみたいで、とっても面白かったです。

全然関係ないけど、学校で「男は狼なのよ~」を歌いながら階段下りてったら、ちょうど階段上ってきた見知らぬ男にチラ見されたことがありました(*´∀`*)ちょーはずかしかった。

だから、けろさんがこの話書き終わったときの気分なんとなく分かります(`・ω・)b
[ 2009/05/27 21:25 ] [ 編集 ]

れすそのに!

コメントありがとうございますー!

続きは地下室が執筆予定です。予定は未定です。私はもうやらない。書かない。
ヘタレはやる気になったら強いです、ほんとに。侮るなかれです。うん。
なんかもうほんともうごめんなさいうまれてきてごめんなさい。
[ 2009/05/27 21:39 ] [ 編集 ]

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