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モノ書きアピール! 

ここぞとばかりに、モノ書きであることをアピールしてみます。じゃないとねえ。
ただでさえすみっこブログなのに、日常垂れ流してばかりじゃあ折角の企画も台無し。
だいたい、今日は一日中外に出なかったからネタも無いしな!(この引き籠もり!!

……いま、「アピール」と打とうとして「アポール」だの「アプール」だの
打ち間違えたのは内緒です。どれだけ可哀想な子なの俺。

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079:INSOMNIA――文字書きさんに100のお題より
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『――はい』
「あ、もしもし、今からそっち行くから」
『は?』
 なんだそれ、という相手の言葉を無視して、俺は携帯電話の通話終了ボタン(誰か、このボタンの正式名称を教えてくれ)を押してからフリップを閉じた。携帯をコートの右ポケットに仕舞ってから、ふと、この携帯はフリップを閉じるだけで通話終了になるタイプの携帯だったはずだが、と思い出した。とはいえ、俺には既にボタンを押して通話終了する癖がついていたし、だいいち、ちゃんとこちらの思うとおりに機能を果たしているのだから、問題ないといえば、問題ない。
 さくりさくりと足の下で音がする。今日の雪質はそこそこ固いようだ……と、いっても、もうすぐ「明日」になってしまいそうな時間帯ではあるが、と思い直した(我ながら、なんて几帳面な、そして下らない思い直しだろうと思う)。空を仰いでも、月は無い。街灯も電線も少ないこの通りでは、一面が灰色の――青色と藍色を少量混ぜて、その上から薄い薄い白で表面をおおったような灰色の――雲が空に見えるすべてだった。雪が降るかもしれない。

 幾つかの十字路とひとつのT字路を通ると、目的の建物が見えて来た。建物自体はそれほど古くなく、あたたかみのある赤煉瓦色なのだが、この通りのなかにあっては、ひどく居心地悪そう建っていて、あまり好感は持てない(ように思える。すくなくとも俺には)。その建物の前に、小さく人影が見える。……近くに行ってみれば、それほど小さくはないとわかる大きさなのだとわかっているけれど、居心地悪そうな建物の大きなガラス扉との比較だと、小さく見えても仕方が無い。
 そしてその人影は、建物に近づく俺を認識すると、開口一番、俺に向かって叫んだ。
「遅い!」
 先刻の電話で聞いた声と同じ、しかし機械を通さない肉声は、冬の空を切るほどの鋭さを持って俺の耳に届いた。
「そんなに遅くないよ」
「遅い! 携帯に連絡よこしてから何分経ったと思ってんだ!」
 右ポケットから携帯を取り出して、時間を確認する。最後にフリップを閉じた時(それは通話を終えた時と言い換えて差し支えないのだが)とは、日付が変わっていた。
「15分そこそこ」
「そうだけど! いや、そうじゃなくて!」
 再び携帯を仕舞って、ガラス扉の前に並んで立つ。
「せめてあと何分でこっちに着くって言ってくれれば良かったのに」
「あ、ごめん」
「ゆるさねー」
 ついとそっぽを向かれてしまった。謝ったのに。……というか、それを知りたいなら携帯電話で訊けば良かっただろうに、そこまで頭がまわらなかったのだろうか。そんなことを考えていると、意外とすぐにまた相手の顔が(不機嫌そうだったが)こちらを向いた。
「で、なんの用? サンタクロースでも気取るつもりか?」
「ああ、そういえばそんなイベントもあったね」
「そういえばって」
「じゃあそういうことにしといてあげる。メリークリスマス」
「サンタならサンタらしく、こどものいる家を回ってプレゼント配り歩いたらどうだよ」
「だって寒いし」
「こらサンタ」
 ひとしきり漫才のような遣り取りをしたあと、互いにふうと一息吐いたら、雪がちらちら舞うのが見えた。やっぱり、降ってきた。相手も雪に気付いて、眉間に皺を寄せながら、身を縮めた。
「寒いな」
「寒いね」
「……ほら、ウチ上がるんなら上がっていきな」
「いいの?」
 此処まできてその質問をするのか、というよりお前は何のために此処まで来たんだ阿呆じゃないのか、というような罵倒と呆れの言葉を滲ませ、相手の顔が露骨に歪む(ごめん、俺も口に出してから、自分自身に同じような感想を抱いたよ)。俺が苦笑いしていると、相手は大仰に溜め息を吐いてから、ガラス扉を押し開けた。
「どうせまた寝れないんだろ?」
 ぽつりと呟かれたことばに、適当な(でたらめな、ではない。あくまで適当な)肯定の返事をして、俺はその背に続いた。

(C)KERO Hasunoha
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あとがき。

乗らないつもりで乗っちゃったよおお。
いえ、ね、クリスマスだからってさ、ほら。乗せられちゃいけない乗せられちゃ
いけないと思ってたのに、コレだよ。ばかじゃないの。ハロウィンの二の舞だよ。
大体、こういうのはイヴにUpするモンじゃヌェの?

“insomnia”というのは不眠症のことを指す英単語です。管理人はこのお題で
初めてこの単語を知りましたが、実用性はかなり低いんじゃないかt(蹴

そして、管理人は女の子を書くのが凄く苦手だということに気がつきました。
お前の性別いったい何さ?(心は少年ですが(だから駄目なんじゃないのかと
誰か女の子らしい女の子の書き方を教えてくれ orz


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[ 2006/12/25 22:10 ] 小説系 | TB(0) | CM(0)

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